400 m Remote Trainer

（取扱説明書を参照するか、または「首輪をフィットさせるにはどうしたら良いですか?」を確認して）受信機首輪をペットの正しい位置に取り付けたら、ワンちゃんに最も適した刺激レベルを探します。これは感知レベルと呼ばれます。適切な感知レベルでは、ペットの行動にわずかな変化しか見られません。たとえば、いぶかしげに辺りを見回したり、首輪を引っ掻いたり、耳をピクッと動かしたりといった行動がそれに当たります。以下の手順に従って、ペットの感知レベルを探します。

1. テストライトツールを使用することにより、首輪が低周波パルスの刺激を発生していることを確認します。テストライトツールが点灯しない場合は、「リモート送信機のボタンを押したときにテストライトが点灯しません」を参照してください。
2. 最も低い刺激レベルから開始し、刺激ボタンを1～2秒間押します。
3. ペットが反応を見せない場合、同じ刺激レベルを数回繰り返してから次の刺激レベルに上げ、ステップ1を繰り返します。
4. 刺激を受けたときにペットが声を出したりパニックにならないことが非常に重要です。ペットが声を出したりパニックになる場合は、刺激レベルが高すぎます。低い刺激レベルに戻り、プロセスを繰り返します。
5. ペットが確実に反応し、かつ声を出したりパニックにならない刺激レベルまで上げていきます。
6. 最も高い刺激レベルを試してもペットが反応しない場合は、首輪のフィットをチェックするか、コンタクトポイントが皮膚に触れる部分のペットの毛を刈ります（詳細は首輪のフィットに関する説明をご確認ください）。再びステップ1に戻り、プロセスを繰り返します。
7. 刺激が発生しているのにワンちゃんが反応しない場合は、「ワンちゃんがリモートトレーナーに反応しません」の手順に従ってください。上記の手順をすべて実行してもワンちゃんが刺激を感じている様子が見られない場合は、当社のカスタマーケアセンターにお問い合わせください。

• 1回の訓練では1つの問題行動だけを取り除き、1つの服従命令だけを教えます。訓練を急ぎすぎると、ペットが混乱する恐れがあります。
• 命令の一貫性。ペットが問題行動を起こすたびに必ずリモートトレーナーを使用してペットとの意思疎通を図ります。
• ペットを監視できない場合は、以前に問題行動を起こした状況にペットをおかないことをお勧めします。ただし、トレーニングセッションとして特定の状況を設定することで、訓練の成功率を劇的に向上させることができます。
• ペットが隠れたりおびえた様子で音に反応する場合は、「お座り」命令などの単純で適切な行動にペットの注意を振り向けてください。
• トレーナーを使用するには、ペットは生後6カ月以上経っている必要があります。
• 責任能力のある家族だけにトレーナーを使用させてください。トレーナーはおもちゃではありません。
• 音が聞こえる範囲にいる他のペットも、トレーニングの音の影響を受けます。したがって、トレーニングセッションは他のペットには音が聞こえない場所で実施する必要があります。
• ワンちゃんの攻撃的行動がどのようなものであれ、それらの矯正または除去のためにリモートトレーナーを使用することは絶対におやめください。ワンちゃんが攻撃的であるかどうかよく分からない場合は、獣医師または資格を持ったトレーナーにご相談ください。

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• 首輪とリモートトレーナーが正しく充電されているか、バッテリーの充電量が十分であるかを確認します。
• 首輪とリモート送信機が同期しているかをチェックし、念のために以下の手順に従ってチェックを行います。マニュアルを参照して、使用する製品を同期する場合の手順を確認します。
• バッテリーを首輪から取り外し、リモート送信機のボタンを押して刺激を発生させてみます。バッテリーを元通りに取り付け、もう一度試してみます。これが動作するためには、システムが同期されている必要があります。

• 首輪の電源がオンになっていることを確認します。
• 首輪と送信機のバッテリーやバッテリーの充電量をチェックしてください。
• テストライトツールを使用して首輪の刺激をチェックします（低周波パルスの刺激を使用する首輪の場合）。
• 首輪を正しく装着してください。受信機の位置がワンちゃんの首の耳付近になるようにします。接点の先端とワンちゃんの首の隙間が指1本分くらいになるようにぴったりとフィットさせます。
• 首輪が適切な刺激レベルまたはモードに設定されていることを確認します。
• 送信機が適切な刺激レベルまたはモードに設定されていることを確認します。1組のワンちゃん／首輪しか同期化していないにもかかわらず、複数のワンちゃん用のモードが選択されている場合もあります。
• 刺激レベルを上げます。システムの刺激レベルが1つしかない場合はブーストボタンを使用します。
• 必要に応じて首輪と送信機を同期化します。
• ワンちゃんが刺激に慣れてしまっている場合があります。その場合は、首輪の使用を数週間中止するか、首輪に音モードの機能がある場合は音モードに切り替えます。
• ワンちゃんがシステムのレンジ内にいることを確認します。初めはワンちゃんのすぐ近くに立ってシステムをテストし、距離を少しずつ伸ばしていって、その場所でのシステムの最大レンジを確認します。
• 首輪が機能していてもワンちゃんが反応しない場合は、訓練を繰り返してください。ワンちゃんによっては、教えたことを忘れないように時折レッスンを繰り返すことによって良い結果が得られる場合があります。
• 特定の出来事が起きたことにより、ワンちゃんがトレーナーに反応できなかった状況がないか検討してください。ウサギが近くを走ったり他の犬がほえたりするなど、ワンちゃんの注意をそらすようなことがあったでしょうか? このようなケースでは使用する刺激レベルを上げる必要があります。ただし、ワンちゃんがリラックスしていたり他のことに注意をそらしていない場合は刺激レベルを下げることができます。

低周波パルス式首輪の場合:

• 接点が皮膚に接触していることを確認します。この接点から低周波パルスが発生します。
• ワンちゃんの首に接触するコンタクトポイント周辺の毛を短く刈ります。毛を剃ってはいけません。
• ロングタイプのコンタクトポイントを別途購入するか、システムに適切なタイプのコンタクトポイントが付属している場合はそれを使用します。

スプレー刺激式首輪の場合:

首輪に十分なスプレー液が入っていることを確認します。

地形、天候、建物、ケーブル、丘／谷、送電線などの影響で、実際の標準的なレンジは最大レンジの65～75%程度になります。これらの要因の影響が強く出るエリア、たとえば大きな電波塔や高圧線の近くでは、その影響によりレンジが大幅に減少する場合があります。ワンちゃんが谷にいるときに飼い主が丘の上にいるケースやその逆のケースでも、これと同じことが発生します。

レンジが50%を下回る場合や、上記のような環境要因が見当たらない場合は、以下のことを試してみてください。

• 別のエリアでトレーナーを使用してみます。
• バッテリーを交換するか、あるいは充電式の場合は首輪と送信機が充電されているか確認します。
• リモート送信機と首輪が正しく同期しているか確認します。
• ネジ式のアンテナがあるリモート送信機の場合は、ネジがしっかりと締まっているか確認します。

多くの場合、不要です。ただし、ワンちゃんが首輪を着けていない場合に飼い主の命令をどの程度よく聞くかにもよります。それによっては強化のために時々首輪の着用が必要になる場合もあります。

ペットは生後6カ月以上経っていて、「お座り」や「待て」などの基本服従命令を認識できる必要があります。