埋設型フェンスシステムを設置する場合、地所の周囲に境界ワイヤーを敷設します。ワイヤーの埋設や既存のフェンスに取り付ける「前」に、予定した境界を使ってシステムのテストを実施してください。これにより、必要に応じてワイヤーレイアウトを調節することができます。
地下の配管や埋設されているケーブルと境界ワイヤーを交差する必要がある場合は、90°(直角)に交差させます。隣りの家に囲い込みシステムがある場合は、自宅のシステムの境界ワイヤーを1.5メートル以上離して設置してください。隣家の人と隣家の庭の境界ワイヤーの位置について相談できれば役に立ちます。隣家の囲い込みシステムのワイヤーから1.5メートル以上ワイヤーを離しても信号障害が改善しない場合は、当社のカスタマーケアセンターにお問い合わせください。
境界ワイヤーを撚り合わせる
境界ワイヤーを撚り合わせることにより信号を無効にし、ペットが低周波パルスの刺激を受けずにエリアから外に出ることができるようになります。ワイヤーを撚り合わせる場合は、電波回路を閉じるようにワイヤーを撚り合わせる必要があります。ワイヤーには、送信機から電波を送るワイヤーと、庭を一周した電波を送信機に戻すワイヤーとがあります。その領域の信号を無効にするには、電波を送るワイヤーと戻るワイヤーを撚り合わせる必要があります。プラスチックまたは金属製のパイプを使用しても信号は無効になりません。境界ワイヤーを1メートルあたり30回撚り合わせ信号を無効にします。
境界ワイヤーを接合または補修する
ワイヤーループを拡張するために追加の境界ワイヤーが必要な場合は、ワイヤーどうしを接合する必要があります。ワイヤーの断線は接合部で起きる傾向があるため、後から参照するためにすべての接合部の位置を記録しておくと役に立ちます。また、当社は、ジェルが封入された接合カプセルを使用して接合部を防水加工することをお勧めします。防水用カプセルは、オンラインまたはカスタマーケアセンターを通じて購入することができます。また、現行の埋設型囲い込みシステムには防水用カプセルが付属しています。
ワイヤーを接合または補修する
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境界ワイヤーの接合部の絶縁被覆を末端から1 cmほど剥がします。境界ワイヤーの銅線が腐食していないことを確認します。境界ワイヤーが腐食している場合は、銅線が腐食していないところまで切り取ります。
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絶縁被覆を剥がした末端をワイヤーナットに差し込み、ワイヤーナットを回してワイヤーを固定します。ワイヤーを引っ張ってみて、接合部がしっかりと接続されていることを確認します。ジェルが封入されたカプセルが手元にない場合は、シリコンシーラント(コーキング剤)などの防水コンパウンドをワイヤーナット周辺に塗布し、ワイヤーとワイヤーナットに絶縁テープを巻いて湿気で銅線が腐食するのを防ぎます。
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接合部がしっかりと固定されていることを確認します。接合部が緩んでいると、全体のシステムが正常に動作しません。
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